庶民の味から地元の定番へ
西門町のグルメは、行列のできる話題店だけではありません。ここには、昔から台北の人々の記憶に刻まれてきた味があります。「台北東一排骨」は、もともと映画館併設の軽食店として始まり、今では懐かしい雰囲気を残す中式洋食レストランとなりました。大理石のテーブル、回転する照明、ご飯と排骨。食事というより、ひとつの時代に戻る体験です。
忘れがたい存在として挙げられるのが「楊桃湯」。甘酸っぱく喉を潤すこの飲み物は、老舗の楊桃ジュース屋台で今も親しまれ、多くの人にとって夏の午後の思い出となっています。
同じく歴史を持つ「雪王冰淇淋」は1947年創業。70種類以上のフレーバーを揃え、わさび、豚足、落花生、桂花、パクチーなど、味覚を刺激しながらも遊び心を満たしてくれる、夏ならではの個性的な存在です。